クイックマスクの使い方

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GIMPにはマスクという機能が備わっています。マスクというのは選択領域取得のための機能です。 特定の領域を選択するには「ベジエ選択」「ファジー選択」「色選択」など色々ありますが、マスクは色を塗る様な感覚で選択領域を確保する事が出来ます。
ベジエ選択は選択したい部分を縁取っていく形で選択していきます。ファジー選択はクリックした部分の色との境目の部分まで選択します、色選択はクリックした部分と同じ色の部分を例え繋がっていなくとも、選択する事が出来ます。今までの中で最も精密に選択領域を作れるのはベジエ選択ですが、それでも限界があります。しかしマスクを使えばさらに精密な選択が可能です。
マスクは画像自体に赤いマスクを適用し、マスクがかかっていない部分を選択するという方法です。マスク部分は白で消す事ができ、選択したくない部分をちょこちょこ消して選択したい領域だけを、浮き出させていきます。

クイックマスクの基本

その1

GIMPでクイックマスクを使う第1図画像にクイックマスクを適用するには、画像ウインドウ左下の破線で描かれた円をクリックします。

その2

GIMPでクイックマスクを使う第2図すると画像全体に赤いフィルムを掛けられた様になります。

その3

GIMPでクイックマスクを使う第3図マスクは「白」で塗ると消え、そこが選択範囲となります。

その4

GIMPでクイックマスクを使う第4図逆に「黒」で塗ると回復し、選択範囲が消えます。

その5

GIMPでクイックマスクを使う第5図マスクを編集後また左下のボタンを押します。すると選択領域が決定されます。

その6

GIMPでクイックマスクを使う第6図色を塗ってみるとご覧の通り。

不透明度で変化を付ける

その1

GIMPでクイックマスクを使う第7図先ほどは「白」で不透明度100%で塗りましたが、不透明度を下げてマスクを消すとどうなるのでしょうか。
上から「20」、「40」、「60」、「80」、「100」です。

その2

GIMPでクイックマスクを使う第8図ボタンを押し選択領域を決定しました。しかし、下三つの選択領域しか選択されていません。

その3

GIMPでクイックマスクを使う第9図実際に全体を塗ってみた画像が下です。破線で表示こそされていませんでしたが、きちんと選択領域が不透明度を反映して選択されていた事が分かります。

マスクとグラデーション

その1

GIMPでクイックマスクを使う第10図不透明度が反映出来るという事を利用して、クイックマスクではグラデーションと併用して処理をする事が出来ます。
下は「白から黒」のグラデーションを左から掛けようとしています。つまり左側が消え右側がグラデーションで残るという事です。

その2

GIMPでクイックマスクを使う第11図左側を白で選択し、右側を黒で選択した状態になっています。(つまり左側が選択されている)

その3

GIMPでクイックマスクを使う第12図クイックマスクを決定した図が下です。中央の辺りに境界線が引かれていますが、きちんとグラデーションで選択されています。

その3

GIMPでクイックマスクを使う第13図全体を塗り潰した画像が下です。実際グラデーションで塗り潰す事が出来ています。