ストーリーの4基本形と派生形

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ここでは、物語の代表的な基本形を紹介していきます。この世で公開されている作品の全てがここで紹介する型のどれかに当てはまります。物語を作成しようとする時、この中から物語の型を選び全体的な過程を覚えて下さい。

「主人公が旅をする」

物語の種類第1図

主人公が、何かの目的で何かしらの行動を起こすという物。動機、目的、貫通行動を最もストレートに表現しやすい形式。

相棒物

一人旅の場合、ストーリーが単調になりやすい。そこで「連れ」を用意し(もう一人以上)、変化をつける。
掛け合いの面白さの表現を狙う。

逃亡者物

主人公がひょんな事から無実の罪などといった、何か(人以外も可)から追われているといった境遇に陥り、その手から逃げ、根本原因を解決するというもの。

「主人公がある空間に来る」

物語の種類第2図

訪問者である主人公が、何らかの目的を持って「ある空間」にやって来る。最初からその空間にいる人間達は、多くは不完全な形の(未成熟、不道徳な物が多い)ある秩序ないし安定を保っていたのに、主人公がそこへ来た目的の遂行(ないし、そこに来る事自体が目的で、到着後の新たに取得した目的のため)、活躍のため解決し、和解を経て新たな正しい秩序をもたらす。
主人公は、何らかの決着をつけた後、あるいは問題提起をした後その空間を立ち去る。

フランチャイズタイプ

物語の種類第3図

視点者、主人公をある空間の住民側に設置する。
基本型2の反対。

パッケージツアータイプ

物語の種類第4図

基本型1のロードタイプを元に、その舞台が一つの都市や町という一つの空間内で点々と移動し、そのポイントポイントで大なり小なり最終地点へ到着するためのイベントが起こる。

「上昇志向型」

物語の種類第5図

主人公が何かしらのきっかけ、強烈にある一つの目標を持ち叶えようと行動する。結果、目的を実現し、その間に起きる様々な事件やエピソードで読者を面白がらせる。

マイフェアレディタイプ

「シンデレラストーリータイプ」の相棒(バディ)版と言える型です。
主人公を導く相棒がいて、最終的には二人が心通わせる様になる。それがこの型のポイントです。
主人公と相棒のその多くは、キャラクターが正反対で設定されている事が多く、熱血と理屈屋、聖職者(善人)と犯罪者(悪人)などとなっており、クライマックス以降ネガティブ、負、冷ややか、諦めといった一般常識上間違っている側が、善化、つまり悪的な方が善化し、優しさや笑顔を持つ様になり相手(主人公の場合が多い)と心を通わすというクライマックス後の結末、Happy Endを迎える。

「巻き込まれ型」

この型は外的要因によって主人公が否応なく強制的に参加、戦わざるを得なくなる性質を持ちます。
犯罪に巻き込まれたとか、結婚した相手が莫大な借金を抱えているとか、時空の穴に落ちて過去にタイムスリップしてしまうとか、こういった台風の様なある物語の激しく回転、渦巻いているものに接近、巻き込まれ、必死にもがき多少軌道からズレながらも、その渦の軌道の上を目まぐるしく回されてしまい、最後自分なりの到着地点へと辿り着く。