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漫画のテーマを考える

テーマとは

シナリオを考える時まず初めに行うのがテーマ(主題)の作成です。テーマはその作品を一貫したイメージや方向性に導く道しるべとして機能します。
テーマは基本的に一言で表現出来る事が理想です。長文でないと説明出来ない場合はテーマがぼけている可能性が高く、シナリオ作りが走り出すと所々で破綻し始めるでしょう。


●最強は誰なのか?
●男女愛、兄弟愛、家族愛
●男女の友情は成立するか?
●高度な謎解き
●戦争と平和

テーマからストーリーを考える

テーマを必要としない人もいる様ですが、多くの人は設定するものです、なぜならテーマはシナリオ作りの助け船になるからです。例えばテーマが「高度な謎解き」であれば、まず必要となる謎を考える事になります。そこで、

「ある日差出人不明の手紙が届き、一体誰が手紙を送ってきたのか主人公は調べ始めた・・・」

というストーリーの端緒を掴む事ができます。さらになぜ主人公は調べようと思ったのかを考えた場合、

「手紙には自分を含め5人の人間の死亡日時と死因が書かれていた、初めは相手にしなかったものの手紙の内容通りに4人が死亡し残ったのは自分一人、恐怖に駆られた主人公はその手紙の差出人の調査に乗り出した・・・」

と新たな展開を作る事が出来ます。この様にテーマから連鎖的に発想を繋げる事で、一本のシナリオを紡ぐ事が出来るのです。

テーマはシナリオに直接記述しない

テーマはストーリー展開や登場人物同士の掛け合いで表現するものです。登場人物達が堂々テーマを口にしたり、ナレーションで語ったりすれば読者は興ざめです。例えばテーマが「家族愛」だったとして、主人公が、

「僕たち家族は強くて深い絆で結ばれている、どんな困難にだって負けないさ」

なんて言わせるのは野暮です、そういった事は家族がバラバラになる様な出来事が起き、紆余曲折ありながらも最後には一つにまとまるといったストーリー展開で表現すべきで、わざわざ噛んで含める様に伝えてはいけません。

旬のネタを入れよう

作品のテーマや要素を考える時に役立つのが”旬のネタ、時事ネタ”です。今何が流行っているのか、巷で話題になっている物は何かを考え、そのエッセンスを自分の作品に取り込みます。

過去の名作を見ると、その頃の世相や流行りが手に取る様に分かります。その時々の流行りを追ったり、要素を加えた作品は低俗だとみる向きがありますが、意外と時代を超える作品というのは、強くその時代に最適化された作品なのかも知れません。だからこそ強く人々の記憶に残るのではないでしょうか。

ターゲットとなる層を見極め、求められる要素を入れる

まず自分の漫画をどんな人が読むのかを考えます。小学校低学年層、中学のジュニア層、少女層、高校生から大学生位の青年層等々。当然層によって求めている要素は違いますから、それに合わせて応えていく必要があります。自分がターゲットとする層(読者)の好きそうな要素を書き出して、それを上手く作品に織り交ぜていくのです。

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